新頭町戯曲集

複数人の作家で作られる戯曲によるエセメタバース

劇作家Z氏とインタビュアー君による公開講座5〜劇作家Z氏の悲しき過去から見る劇の速度について〜

●登場人物紹介
劇作家Z氏、頭町大学でだべる人。
インタビュアーくん、囲碁が趣味、だと思ってる。
 
●前回までのあらすじ
藤子・F・不二雄の宇宙人レポートABと坪内逍遥訳のロミオとヂュリエットを比べて、変換作用を確認し、実際に学生Eくんの昨日を変換してみた頭町大学の一同。
続きは次回となっていたはずだが、案の定忘れ去られ、久しぶりの劇作家Z氏の登場、今回なんかしゃべりたいことがあるらしい。
 
 
Z氏
どうも、地位も名誉もかなぐり捨てて、ただただ劇作の愉快さを伝えるためにここ、頭町大学に今日もまた、今日もまたやってきました、劇作家Zです、よろピクミン
 
インタビュアー
あんた、かなぐり捨てる地位も名誉もないでしょ。
 
Z氏
そしてこちらは、相変わらず趣味も性格も定まらない、質問上手だけが取り柄だったはずのインタビュアーくんです。
 
インタビュアー
質問上手を過去形にしないでください、どうぞよろしく。
 
Z氏
え、何?機嫌、悪いの?
 
インタビュアー
いつも通りですよ。
 
Z氏
え、機嫌悪くない?怒ってる?
 
インタビュアー
怒ってないですよ、これがマイスタンダードですよ、
 
Z氏
ガム、食う?
 
インタビュアー
ガム食いません。
 
Z氏
ええー、板ガムだよ。
 
インタビュアー
懐かしい、懐かしいけどガム入りません。
 
Z氏
じゃ、私食べるわ。
 
インタビュアー
待って待って、あなたねえ、今から講義始めるんでしょ。
 
Z氏
だよ、だよ、
 
インタビュアー
ガム食べながら講義するんですか?
 
Z氏
ガム食べながら講義するよ。ダメ?
 
インタビュアー
え、ダメでしょ。嫌でしょ、ガム食べながら講義されたら、
 
Z氏
え、いや?
 
学生C(宝田明)
うーん、そうですね、流石にちょっと、引きますね。
 
Z氏
あ、引く?宝田明くんですら引くんだ、
 
インタビュアー
当たり前でしょ。
 
Z氏
じゃあやめよう、ガム食べるのやめよう。じゃあ、何しよう。
 
インタビュアー
講義してくださいよ。
 
Z氏
講義ね、講義講義、久しぶりだなあ、講義、っていうかこの戯曲集。
 
インタビュアー
あなたねえ、始めた時は二週間に一回書くって言ってましたでしょ、
 
Z氏
そうだったそうだった。
 
インタビュアー
一ヶ月に一回くらいならまだわかりますが、え、なんですか、年単位ですよ、年に2、3回の頻度になってきてますよ、どうですか、流石に、ちょっとサボりすぎでしょ。
 
Z氏
すんません、なんか鍼灸の学校入っちゃって。
 
インタビュアー
なんでなんか鍼灸の学校入っちゃうんですか、こちとら出番なさすぎて、私どんな人だったか忘れちゃいましたよ、合ってる?私のキャラ?
 
Z氏
ごめんごめん、以後気をつけます。ま、気をつけたところで治んないだろうけど、
 
インタビュアー
で、今日はどんな話を持ってきたんですか?
 
Z氏
そうねえ、実は頭町大学でのこの講座、僕は非常に大切なものと思っているのだよ、インタビュアーくん。
 
インタビュアー
な、なんですか急に。
 
Z氏
色々と話したいことがあるんだけど、まず、この戯曲講座の大切さに気づいたって話させてくれよ、インタビュアーくん。
 
インタビュアー
はい、じゃあどうぞ。
 
Z氏
え、どうぞはやめてよ、どうぞは流石に話始めづらいよ。
 
インタビュアー
いや、話し始めてくださいよ。
 
Z氏
え、ちょっと待って、どうぞ、はないでしょ、どうぞ、って言われて話始められる?めっちゃ、あれだよ、めっちゃ重荷全部こっち投げられたみたいな感じよ。
 
インタビュアー
え、言うでしょ、どうぞって。
 
Z氏
前々から言おうと思ってたけど、投げやりなんだよなあ、君、
 
インタビュアー
早く始めてくださいよ、
 
Z氏
始めるよ始めるんだけど、君さあ、もっといい話の振り方あるでしょ、
 
インタビュアー
ないです、どうぞ、どうぞどうぞどうぞどうぞ、ありがたいお話を聞かせてくださいませ、どうぞ。
 
Z氏
ええー、待って、そう言う感じでくる?そう言う歯向かい精神見せてくるの?じゃあ、こっちだって考えあります。
 
インタビュアー
なんですか?
 
Z氏
君がちゃんといい話の振り方してくれるまで始めません。
 
インタビュアー
性格腐ってんなー。
 
学生A
早く始めろよ、こちとら授業料払ってんだから。
 
Z氏
あー、わかる、授業料、払ってんだからって気持ちすごいわかる。
 
インタビュアー
鍼灸の学校行ってるからね。
 
Z氏
そうなんですよ、半年ごとに請求来るんですよ、あー、稼がななんないのに、たくさん稼がねばならんのになんでこんな何にもならないやり取り書いてんだ、早く講義始めてー。
 
インタビュアー
始めればいいだけじゃないですか、始めたいなら始めましょうよ。
 
Z氏
君がちゃんといい話の振り方してくれないからだよ。
 
インタビュアー
どーうすればいいのよ、
 
Z氏
あれ、あるじゃん、あの、昔の、歌謡番組のさ、歌い始める前に、アナウンサーかなんかが、なんかタラタラ喋るやつ。
 
インタビュアー
ああ、惚れた女が悪いのか、騙した男が悪いのか、今宵ナンタラなんたららとかなんとか言うやつですか。
 
Z氏
そうそう、え、うまいね、それそれ、それやって。
 
インタビュアー
え、これやるの?
 
Z氏
それやってくれたら話し始めるから。
 
インタビュアー
ええー、相変わらず面倒臭いなあ。
 
Z氏
盛り立ててくれないと、盛り立ててくれないといい授業にならないって鍼灸の先生も言ってた。
 
インタビュアー
うーん、じゃあ、いきますよ。
「真の劇作とはなんたるか、鍼灸師目指す傍らに、心身鍛えて悟りを開け、それでは話していただきましょう、劇作家Z氏で、この戯曲集について、どうぞ、張り切っていきましょうー」
 
Z氏
パチパチパチパチー、いやー、いいね、
 
インタビュアー
話し始めてくださいよ。
 
Z氏
いや、すごくいいんだけど、鍼灸師目指す傍らって言っちゃうのどうなの?イメージ悪くない?
 
インタビュアー
悪くないです、むしろ好印象です、頑張ってんだなって、早く話し始めてください。
 
Z氏
鍼灸師隠したバージョン作ってみてよ、
 
インタビュアー
いやです。話し始めてください。
 
Z氏
ええー、話し始めるの?
 
インタビュアー
え、嫌なんですか?
 
Z氏
いやじゃあないけど、いやじゃあないんだけど、何でしょうね、インタビュアーくんとの交流をさ、もっと楽しみたいじゃない、ねえ?
 
学生C
先生、流石に引いてます。早く講義をしていただきたいかと存じます。
 
Z氏
宝田明くんに言われたらなあー、するしかないなー、っていうか、そろそろするか、ええと、なんの話しようとしてたんだっけ?
 
インタビュアー
この戯曲集が大切だとかなんとか言ってましたですよ。
 
Z氏
あ、そう、そうなんですよ、思ったんですよね、つまり、僕、後藤明生好きじゃない、後藤明生が言ってるんですけどね、Aって言う小説を書くとBって言う小説を書かざるを得なくなる、そういった増殖していくのが小説だと。
 
インタビュアー
カフカがナンタラとか前に呟いてましたね、
 
Z氏
え、君僕のツイッターチェックしてるの?
 
インタビュアー
脇道逸れちゃうんで続けてください。
 
Z氏
つまり、つまりね、戯曲を書くと、その戯曲についてあーだこーだ言いたくなったり、過去の戯曲達からどうなってこうなったか、あるいは、その時影響受けたものやらを喋りたくなるのが僕の癖、といいますか、サガな訳でしょう。
 
インタビュアー
プライドも何もありゃしませんものね。
 
Z氏
これ、実はすごく重要なことだと思ったわけです。現在地の確認って言うのかね、そうそう、現在地、確認しまくった方がいいって思ったわけ、現在地確認すると、次したいことが見えてくるわけ。
 
インタビュアー
したいことってのは、書きたい内容とは別なわけですか。
 
Z氏
別なわけなのよ、書きたい内容なんてもう何にもないのよ、ただただ登場人物が動き回ってくれる方法だけでいいのよ、だから方法、後藤明生っぽいよね、方法、なんだけど、僕自身は、演劇における方法ってものにずっと違和感を持っていたわけ。例えば、昔ある劇団を見た時の、めちゃくちゃ面白い演技方法確立してて、すげーってなったわけ、で、次見た時に全然違う内容なのに同じような演技で挑んでて、え、ちょっとってなったわけ、ここが違和感の元なんだけど、その時の僕は、内容と方法がマッチしないとダメなんじゃないか、内容に合った方法論があるんじゃないかとって思ってたんだけど、最近閃きました、方法論って二つあるんじゃないかってことなんですよ。
 
インタビュアー
ほーうほう、
 
Z氏
つまり、嵌め込む方法と、起こす方法であります。
 
インタビュアー
ほーう、
 
Z氏
嵌め込む方法だとうまくマッチしないとダメになるんですよね、だけど、起こす方法ってのは関係ないですよ、ただただ、起こる方法論なんだから、
 
インタビュアー
起こすってのは、何を起こすんですか?
 
Z氏
え、起こす?起こすねえ、なんだろ、やっぱ登場人物が動き始めるってことになるのかな、喋り始めるとか、簡単に言ったらドラマが起こる方法論、的な?
 
インタビュアー
ああー、なるほど、Z氏の一貫性が見えてきましたよ、この間、っていうかめっちゃ前の講義でも、物語に当てはめてつくるのか、登場人物の動いた形跡が物語になっていくのかって話してましたね、
 
Z氏
ああー、そうそう、あ、それと同じか、おんなじ話しちゃってるか、ダメかも。
 
インタビュアー
いや、おんなじだけど、違うような、いや、違います違います、自信持って自信持って。
 
Z氏
ありがとう、君の応援が明日への僕の活力に繋がるよ。つまりね、つまり、なんだろう、そうだなあ、振り返ってみると、僕はその時その時に、こういうことしたいでしか書いてないのかもしれないのですよ、もちろん戯曲によるけど、ある時は意識の複数路線をジェットコースターのように爆速で乗り換えながら書きたいって時期もあったし、ある時は言葉の迷路をつくるように、ある時は、萩原朔太郎どハマり時期に言葉で絵を描く感覚で書いたり、ですよ、で、今は語りにまつわる諸々のことを気にしていたはずなのに、そこから、ずれてきてるかも知れなくて、え、うーん、そうだなあ、この辺について、話した方がいいのかしら、いや、待てよ、一旦この話、この戯曲集がいかに大切かって話を落ち着けておこう。つまり、つまりね、戯曲を書く。その戯曲についてなんか書く。すると新しい書きたいものが見えてくる可能性があると思ってるわけ。このこと言いたかっただけなんだけど、
 
インタビュアー
難しいとこだと思うのは、つまり新作戯曲について、書いて発表して、その戯曲についてタラタラ説明加えんのかよ、説明加えなきゃ面白くない戯曲なのかよ、って思われそうなの嫌ですよね。
 
Z氏
そこなんですよ、その辺、ナイーブなとこで、説明じゃなくて、現在地確認のための報告みたいなものだと思ってて、半分自分のため、半分誰かのために社会貢献になればいいなって、ま、誰のためにもなんないんだろうけど、そうですねえ、戯曲について、作家ってあまり自分から話したがらないじゃない、どうなんだろう、わかんないけど、僕は話まくりたい、それで見方が固定されちゃうって怖さとか、余白がなくなっちゃうって気にする人いるかも知れないけど、そんな、どういうこと考えて書いたか、どう書いたかの文章で見方が固定されちゃったり、余白なくなる戯曲なんてそもそも大したことないんですよって立場を取りたいですよ、良い戯曲なんてどれだけ喋っても足りないし、どれだけ喋っても言い当てられないんだから。ね、つまり、この場、この場を作ったってことをどんどん肯定していきたい。書いてナンボだと思ってる。書いてると道が見えてくる。で、この話はおしまい。
 
インタビュアー
唐突だなあ。
 
Z氏
で、さっき話してて、話したくなったこと、話すんだけど、つまり、現在地の話ね、今、今の現在地の話、何点か実はあるんですけど、まず、タイムリーなことを一つ、共同劇作やこの戯曲集をはじめて見えてきたことは、戯曲には、それぞれの空気感があるってことで、例えばサザエさんにはサザエさんの空気感があって、ちびまる子ちゃんちびまる子ちゃんの空気感があって、その世界から別の登場人物を登場させる時に、その世界に合うような変換させないと成立しないって話したと思うんだけど。漫画とかアニメだと絵だからさ、自然と変換できちゃうんだよね、多分、サザエさんの世界にちびまる子ちゃん出るのとか、時代全然無茶苦茶だけど、なんか出来そうな気もするじゃない、だけど戯曲は上手くいかない、戯曲は上手くいかないっていうより、僕が書いてる戯曲は上手くいかないのかも知れない、つまり戯曲ごとに空気感、スピード感、速度感、違うわけで、ああ、この話をしようと思ってたわけで、ちょいとすみませんが、過去の僕の辛かったエピソードの一端になるんですが、聞きます?
 
インタビュアー
え、うん、聞きます。
 
Z氏
僕は今まで隠してきたけど、実は座・高円寺劇場創造アカデミーって演劇の養成所出てるんですよ、
 
インタビュアー
え、Z氏って座・高円寺劇場創造アカデミー出身なんですか?
 
Z氏
実はね、実はそうなんだよ。演技コース出身。
 
インタビュアー
ええー、がっかりだなあ、てっきり頭町生まれ頭町育ちの生粋の頭町人生を過ごしてきたのかと思っていたのに、
 
Z氏
ま、そんな茶番はさておいて、ですよ。アカデミーは修了上演でエドワードボンドの戦争戯曲集三部作をやるって伝統みたいなのがあって、全部やると8時間くらいになる狂った修了上演なんだけど、そのうちの3部に出た時に、まあ、そうですね、あの時の僕は若かった、なかなか上手くいかず、ずっと何が何だかわかっていなかった、しかも早朝5時からバイトして、稽古場で上手くいかず、夜な夜な一人スラムダンクの山王戦を見て泣くことで精神保ってるような日々だった、あ、スラムダンク今なんかやってるね、面白いのかなあ、大丈夫かなあ、すごい気になってはおるんだけど、僕の場合は三井寿推しですね、三井寿は名言が固まって街歩いてるみたいな存在だからね、そんな話はさておき、そんな話はさておき、ですよ、なんでそんな辛い過去の話を掘り下げるか、ですよ、っていうのは、今になってやっと信さん、劇場創造アカデミーのカリキュラムディレクターさんなんですが、言ってたことがたまーにちょっとだけやっとこさ、こういうことかもってつながることがあって、ここで、劇の速度の話に繋がるわけ。
 
インタビュアー
なんか話ごちゃごちゃしてますね、今日。
 
Z氏
ま、簡単に言うと、その時の修了上演の演出は、俳優が即興で演技するって演出で、つまり、同じとこから入らない、昨日した演技をなぞらない、その時その時の本当に沿って動け、喋れ、嘘をつくなってことなんだけど、これが本当に僕は出来なかった。出来なかったんだよ、本当に、ずっと最初のシーンやって、延々と嘘を見抜かれる日々を過ごしてた。で、何個かルールみたいなものがあったんだけど、一つは間の演技をしないってのがあって、ここ、すごい疑問だったの、その時信さんは8時間もあって長いんだから間の演技なんて見ていられないって言ってたと記憶してるんだけど、違う人が言ってたかもだけど、そう言う風な認識してたわけだけど、なんで間の演技、ダメなんだって、思ってた。っていうか止めちゃいけないって言われてたのね。それがやっとわかってきた、やっと繋がってきた。つまり戦争戯曲集には戦争後曲集の空気感があったってことなんだと、戦争戯曲集の速度があったんだって、この速度を壊してしまうから、間の演技がダメだったわけ、だけど逆にいうとこの戦争戯曲集の速度を壊しさえしなければ間の演技もできたかも知れない、っていうかその時の僕は自分のことに一杯一杯で劇全体のことが見えてなかった。ここが一番大きな反省点であるわけよ、役者やってると、感情が出るまでちょっと間置きたい、とか、その言葉咀嚼する時間ほしいとか、役者個人の要望が出てくる時があるんだけど、ここ、僕はわかっていなかったのは、劇の速度の中でそれをしなきゃなんないんだなって戯曲を書いてきてやっとわかってきた。つまり、役者の生理の時間と劇の時間は違っちゃうことがあるわけ。でも役は劇の中にいるわけだから、役者の生理に合わせると劇の空気が潰れてしまうわけ、だから役者って難しいし、忙しいんでしょう、劇の歩行速度を常に感じていないといけない。その中で、いや、待てよ、それを感じてさえいれば、俳優のアクションで劇の歩行速度を一瞬で変えることもできるってことですよね、実際そんな役者っているよね、すごくない?っで、ですよ。歩行速度の問題なんですよ、大抵の演劇の問題ってその劇全体の歩行速度や空気感を無視することで起こるんでないかって思ってきたわけですよ。いや、でもちゃんとみんなそんなことは暗黙の了解でうまくやっているのかも知れない。僕が今言ってるのは初歩の初歩の初歩のことなのかも知れない。自信なくなってきた。もう、疲れた。
 
インタビュアー
あ、そうですか、あとちょっと、あとちょっと頑張って締めていただけば。
 
Z氏
うーん、そうねえ、つまり、今、やってるのは、歩行速度を外部から無理やり定めちゃおうと、基本的には戯曲書いてると、その歩行速度が見えてきて、あ、今自転車乗ってるなっとか、今、ゆっくり散歩してるなっとか、今高速乗ってブンブン飛ばしまくってんなって見えてくるんだけど、それって劇作家それぞれのテンポであって、自然とできてくもので、それはそれで良いと思うんだけど、そのテンポの中で登場人物が生きてる、わけでしょ。この空気の中から外れた時の登場人物が生きられるのか、みたいなことで、魚を海水から淡水に移しちゃうみたいなことなんだけど、あ、もう今自分で今何話してるのかわからなくなってきてるが、つまり独自の塩分濃度の海を作っちゃおうと、独自の塩分濃度の海をつくったら、共同劇作も可能性かも知れないって思ったわけなんだけど、ま、そんな上手くいかないかも知れないけど、ま、そんな簡単に上手く行っても面白くないとも思うんだけど、だけどだけどそんなことばっかり言うてはりますが、
 
インタビュアー
終わりますか?
 
Z氏
終わりまーす。なんかぐっちゃぐっちゃになったね。
 
 
キーンコーンカーンコーン。